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メーシーズ、売上高回復も先行きは不透明-対中関税の影響はこれから

米百貨店大手、メーシーズの2-4月(第1四半期)決算では、従来型の実店舗を含め売上高が回復。同社は実行中の戦略的改善計画について、「長期の利益成長」に向けて順調に前進していると説明した。ただ、トランプ政権による最新の対中関税が影響し、見通しは不透明な状況だ。

  同社の15日発表によると、既存店売上高はライセンス契約を結んだ店舗を含んだベースで0.7%増と、これで6四半期連続でのプラス。伸び率はコンセンサス・メトリックスがまとめたアナリスト予想を上回った。オンライン売上高は2桁の伸びになった。

  ただ最新の対中輸入関税の影響については、影響は避けられないだろうとの見方を示した。トランプ政権は10日、中国からの輸入品約2000億ドル(約22兆円)相当に対する関税率を10%から25%に引き上げた。また13日には、最大25%の追加関税を賦課する予定の製品3000億ドル相当について、詳細なリストを公表した。

  メーシーズのジェフ・ジェネット最高経営責任者(CEO)は15日、「顧客への影響がないという結論に到達するのは考えづらい」と電話会議で発言。米中の通商協議は「結果を待たされている」状態だと述べた。

  CEOは昨年発動された対中関税の第1、2弾については「特に影響はなかった」としつつ、第3弾では家具が標的にされており、第4弾ではプライベートブランドや大手ブランドに影響が及ぶ恐れがあると述べた。メーシーズはこの日据え置いた通期の業績ガイダンスでは、最新の対中関税は考慮していないとしている。

原題:Macy’s Climbs as Retailer Bounces Back Strong From Tough Holiday(抜粋)
Macy’s Forecast Could Get Worse -- It Came Out Pre-Tariff List

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