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IEA:世界の石油需要見通し下方修正-対イラン制裁で在庫急減警戒

  • 日中などの燃料消費が期待外れ-「厳しい四半期」で19年が始まった
  • 1-3月の世界石油需要見通し引き下げ幅は日量40万バレル

国際エネルギー機関 (IEA)は15日、アジア経済が低迷しており、今年の石油需要が従来予想よりも鈍い伸びにとどまるとの見通しを示した。一方で、米国の対イラン制裁で石油在庫が大きく減る可能性があるとも警告した。

  IEAは中国と日本、ブラジルの燃料消費が期待外れで、2019年は「厳しい四半期」で始まったと説明、世界の石油需要見通しを昨年10月以来初めて引き下げた。今年1-3月(第1四半期)に世界の石油在庫が予想に反し増加したとも指摘した。

  ただ米制裁の影響でイランの石油生産が今月、1980年代のイラン・イラク戦争時以来の低水準に落ち込む可能性があり、石油在庫は4-6月(第2四半期)に急減するとの見通しも示した。

Oil Demand's `Tough Quarter'

IEA slashes estimate for first-quarter global oil consumption

Source: IEA

Chart shows changes in forecast from last month's IEA report

  1-3月期の世界石油需要見通し引き下げ幅は日量40万バレル。今年1年間については20万バレルとより緩やかな下方修正にとどまった。2019年の伸び見通しは日量9万バレル引き下げられ130万バレルとなる。依然として「健全」な増加水準だとしている。

原題:IEA Cuts Oil-Demand Forecast, But Sees Market Tightening on Iran(抜粋)

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