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きょうの国内市況(5月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株は8日ぶりに反発、令和初の上昇-米中貿易摩擦への警戒後退

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  東京株式相場は8営業日ぶりに反発し、元号が令和になって初めて上昇した。米国と中国の貿易摩擦に対する警戒が和らぎ、電機や精密機器など輸出関連、自社株買いの三菱地所などの不動産が高い。

  • TOPIXの終値は前日比9.17ポイント(0.6%)高の1544.15
  • 日経平均株価は同121円33銭(0.6%)高の2万1188円56銭

  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは、「トランプ大統領の発言から米中貿易協議の進展期待はゼロではないことが意識された。両国の報復関税に対するイニシャルリアクションで下げ過ぎていたところから買い戻しが入っている」と話した。

  • 東証1部33業種では繊維製品、不動産、電機、精密機器、食料品、機械が上昇率上位
  • 決算失望の武田薬品工業やJFEホールディングスが売られ医薬品や鉄鋼は下落

  
●債券は横ばい、米中貿易摩擦の懸念緩和が重しー日銀オペ結果は無難

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  債券相場は横ばい。先物の終値は3日連続で同水準となり、現物の新発債利回りも変わらずだった。米国のトランプ大統領の発言を受けて米中貿易摩擦への警戒感が和らぎ、日米の株価反発や米債安が上値を抑制した一方、世界経済減速への懸念が下支えした。日本銀行がこの日に実施した国債買い入れオペは無難な結果に収まり、材料視されなかった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比横ばいの152円76銭と、3日連続で同水準。午前に152円80銭まで上昇した後は伸び悩み、一時152円74銭まで下落
  • 新発10年物354回債利回りはマイナス0.055%、新発20年物168回債利回りは0.36%、新発30年物62回債利回りは0.535%、新発40年物11回債利回りは0.56%と、いずれも横ばい

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 中国の経済指標悪化など米中貿易摩擦への懸念は尽きず、金利は低下方向のはずだが、米中協議に対する楽観や各国の政策期待もあり、しばらく板挟みの状態
  • 先物の終値は連休明けからほとんど動いておらず、10年債も先週の入札レベルでは上値が重い。40年債はヘッジ付き仏10年国債利回りと釣り合う水準だ
  • 明日の5年入札は139回債のレポが締まって国債補完供給も出ているため、ショートカバーや今後のオペに向けた在庫需要が見込まれる

●ドル・円小動き、リスク回避一服も米中貿易懸念くすぶる-109円後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台後半で小幅な値動き。世界的な株価の反発を背景にリスク回避に伴う円高圧力は和らいだものの、米中貿易摩擦の世界経済への悪影響に対する懸念がくすぶる中、ドル買い・円売りの動きは限られた。

  • ドル・円は午後3時35分現在、前日比0.1%高の109円67銭。日本株がマイナスに転じる場面では109円52銭まで軟化、その後株価とともに持ち直すも109円70銭までにとどまる
  • ユーロ・ドルはほぼ変わらずの1ユーロ=1.1208ドル。イタリアの財政規律違反への警戒で上値重い

外為どっとコム総研の神田卓也調査部長

  • 米中貿易摩擦のヤマ場は6月のG20(20カ国・地域首脳会議)とみられ、短期的にはいったん材料出尽くし
  • 次のテーマは米中貿易戦争が世界景気に与える悪影響がどう出てくるか。過度なリスクオフムードは後退しているが、今日の米中の重要指標がそろって悪化となるとさすがにドル・円がもう一度下にいくこともあるだろう
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