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日本株は8日ぶりに反発、令和初の上昇-米中貿易摩擦への警戒後退

更新日時
  • 貿易問題で米中は良い対話を行っているとトランプ大統領
  • 経済指標悪化でも中国株は大幅高、景気刺激策期待との声

15日の東京株式相場は8営業日ぶりに反発し、元号が令和になって初めて上昇した。米国と中国の貿易摩擦に対する警戒が和らぎ、電機や精密機器など輸出関連、自社株買いの三菱地所などの不動産が高い。

  • TOPIXの終値は前日比9.17ポイント(0.6%)高の1544.15
  • 日経平均株価は同121円33銭(0.6%)高の2万1188円56銭
Final Trading Day Of The Year At The Tokyo Stock Exchange

東証内

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

背景

  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは、「トランプ大統領の発言から米中貿易協議の進展期待はゼロではないことが意識された。両国の報復関税に対するイニシャルリアクションで下げ過ぎていたところから買い戻しが入っている」と話した。

  株価指数は午前に前日終値を挟んでもみ合い、午後は中国株の上昇を手掛かりに上値を追う展開となった。午前11時に発表された中国の工業生産や小売売上高といった経済指標は鈍化したが、「米国による関税引き上げの影響回避に景気刺激策を打ってくるのではとの期待につながった可能性がある」と前野氏はみている。

15日は8営業日ぶりに反発
  • 東証1部33業種では繊維製品、不動産、電機、精密機器、食料品、機械が上昇率上位
  • 決算失望の武田薬品工業やJFEホールディングスが売られ医薬品や鉄鋼は下落
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