コンテンツにスキップする

米ソリッド・バイオ株急落、遺伝子治療薬の安全性巡る懸念で

  • デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者対象の試験で重篤な有害事象
  • ゴールドマンとクレディ・スイスのアナリストが投資判断引き下げ

14日の米株式市場で米ソリッド・バイオサイエンシーズの株価が一時41%下落し、過去最安値を付けた。同社は13日、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)患者を対象とした遺伝子治療薬「SGT-001」の第1、2相試験で治験参加者に重篤な有害事象が見られたことを開示した。これを受けてアナリスト2人が投資判断を引き下げた。

New side-effect sends Solid Bio to fresh lows

  サレプタ・セラピューティックスファイザーもDMDの遺伝子治療薬の開発を手掛けており、ソリッドのSGT-001は「競争面で準最適」の位置にあると、ゴールドマン・サックスのアナリスト、サルビーン・リクター氏はリポートで指摘。投資判断を「中立」から「売り」に引き下げ、1年後の目標株価を4ドルと、これまでより1ドル下方修正した。ゴールドマンは以前、SGT-001の高用量について懸念を示していたが、今回「これが確認されたもようだ」と指摘した。

  クレディ・スイスのマーティン・オースター氏も投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」、目標株価を7ドルから6ドルにそれぞれ引き下げた。「このような高用量での患者登録は課題を伴う可能性がある」と言及した。

原題:Solid Bio Plunges on Mounting Gene Therapy Safety Issues(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE