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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株が反発、トランプ氏発言で懸念和らぐ

更新日時
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, May 13, 2019. U.S. stocks and commodities tumbled after China retaliated with higher tariffs on a range of American goods.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

14日の米株式相場は反発。トランプ米大統領が「適切な時期が来れば中国と取引する」とツイートしたことが、市場に一定の安心感をもたらした。米国債は下落した。

  • 米国株は反発-引けにかけては伸び悩み
  • 米国債は下落-10年債は2.41%
  • NY原油先物は反発-サウジ石油施設に攻撃
  • NY金先物は4日ぶりに下落-投資需要が減退

  S&P500種株価指数は前日比0.8%高の2834.41。ダウ工業株30種平均は207.06ドル(0.8%)高の25532.05ドル。ナスダック総合指数は1.1%高。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.41%。

  S&P500種株価指数はこの3営業日で2日目の上昇。米中の通商対立は5日に投稿されたトランプ氏のツイートで激化したが、S&P500種は当時からまだ4%ほど下げている。14日の相場は引けにかけて上昇の勢いが失われた。個別ではアップルやエヌビディアなどが反発。前日はともに1月以来の大幅安だった。キャタピラーとボーイングも上昇した。

  インフォーマ・フィナンシャル・インテリジェンスの市場ストラテジスト、ライアン・ナウマン氏は電話取材に対し、「投資家は今の市場に入っていく機会を探している。2019年はこれまでのところ、先週くらいしか押し目買いの機会はなかった」と説明。来月大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合の期間中にトランプ氏が中国の習近平国家主席と会談する意向であることが「関税が引き上げられても、交渉はなお続いているという楽観的な見方を与えている」とナウマン氏は述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。サウジアラビアで主要パイプラインへのドローン攻撃があったほか、トランプ大統領が米中通商協議に関して「適切な時期が来れば、中国と取引する」とツイートしたことなどが材料となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は74セント(1.2%)高の1バレル=61.78ドルと、4営業日ぶりに上昇。ロンドンICEの北海ブレント7月限は1.4%高の71.24ドル。  

  ニューヨーク金先物相場は4営業日ぶりに反落。トランプ大統領が前日に米中通商協議は「大成功を収めると感じている」と述べたことなどを受け、米国株が反発。ドルも上昇したことで価値保存手段としての金の魅力が減退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.4%安の1オンス=1296.30ドルで終了した。

原題:Stocks Rebound as Trade Comments Ease Concerns: Markets Wrap(抜粋)
Oil Rises as Drones Strike Saudi Pipeline and Trade Fears Recede(抜粋)
Metals Rebound as Trump Moves to Calm Trade-War Fears; Gold Sags(抜粋)

(第4段落に市場関係者の見方を追加し、相場を最新にして更新します.)
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