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ヘッジファンド運用バス氏、人民元ショートを解消ー貿易戦争激化の中

長年にわたる中国弱気派のカイル・バス氏は、米中の貿易戦争が激化しつつある中、4年近く保有してきたオフショア人民元の下落を見込んだポジションを手じまったことを明らかにした。

  ダラスに本社を置くヘッジファンド、ヘイマン・キャピタル・マネジメント創業者のバス氏は、14日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「中国の通貨にもはや利害はない」と発言。「米国の国家安全保障にとって非常に重要な時期であるため、過去7年間にわたり私がしてきた全ての仕事が金融の分野というよりも、むしろ政治の分野に入りつつある」と述べた。

カイル・バス氏

Daybreak: Americas." (Source: Bloomberg)

  ヘイマンは2015年にオフショア人民元のショートポジションを開始、直近では3月時点でも同ポジションを保有していた。バス氏は3月、中国は自国通貨を支えるため、3兆1000億ドル(約340兆円)規模の外貨準備をいずれ大きく減らすことになると主張していた。

  オフショア人民元は今月、ドルに対して2.4%下落。米中が関税引き上げで応酬し、貿易摩擦が再びエスカレートしたことが背景にある。

原題:Kyle Bass Exits Yuan Short Bet Just as Trade War Really Heats Up(抜粋)

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