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株式ストラテジストらの耳に響くリセッションの警鐘-米中対立の現実

  • 米株「上昇より下落の可能性が高い」-モルガンSのウィルソン氏
  • 株価がさらに10%下がる可能性-JPモルガンのノーマンド氏

波乱だった先週の最後に相場が上昇したことで、米国株は米中貿易対立を大きな痛手なしに切り抜けるかに見えた。しかし週明けの13日には4カ月で最大の売りを浴び、先週1週間分の下げを超える下落率となった。

  交渉行き詰まりの現実が市場に浸透したとみられる。米国と中国が合意に達することは恐らくないだろう。恐らく株式相場は持ち直すことができず、そして恐らく景気は持ちこたえることができないだろう。

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マイク・ウィルソン氏

Photographer: Christopher Goodney/Bloomberg

  モルガン・スタンレーのチーフ株式ストラテジスト、マイク・ウィルソン氏は、対立悪化が長期的な景気後退の可能性を高めたとみる。 これは強気相場を最も確実に終わらせてくれる展開だ。

  「景気下振れのリスクは大幅に高まった」と13日のリポートに記したウィルソン氏は株式相場について、「上昇より下落の可能性が高い」との見方を示し、利益予想が5-10%高過ぎるとの同社の見解を根拠に挙げた。

  JPモルガン・チェースのクロスアセットファンダメンタル戦略責任者ジョン・ノーマンド氏も、貿易戦争が一部の主要経済指標を「リセッション(景気後退)水準」に悪化させ得るとの見方だ。同氏は、株価が先週の下げの後でもさらに10%下がる可能性があると警告している。

S&P 500 set for its worst day since January

  米中の通商協議が不調に終わった後、貿易戦争が企業利益の足かせとなるとの懸念は、中国が13日に報復措置を打ち出したことで高まっている。

ジョン・ノーマンド氏が米追加関税の影響を分析した

Source: Bloomberg)

原題:Stock Strategist Who Nailed 2018 Says Recession Bell Is Ringing(抜粋)

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