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メキシコ石油公社、80億ドルの協調融資に署名-みずほなど主導

更新日時
  • 25億ドルを既存債務の借り換え、残りを信用枠借り換えに充てる
  • ぺメックス債は上昇-新興国市場債の下落の流れに逆行

資金難に陥っているメキシコ石油公社(ペメックス)は、80億ドル(約8700億円)のシンジケートローンに署名した。同社史上で最大規模となる。投資家の信頼回復に向け同国のロペスオブラドール大統領が公表した計画の一環。

  JPモルガン・チェースとHSBCホールディングス、みずほフィナンシャルグループが今回の融資を主導。メキシコ市で13日開かれたイベントで、各行代表らが合意に署名した。同イベントには、ロペスオブラドール大統領のほか、ペメックスのオクタビオ・ロメロ最高経営責任者(CEO)と同国のウルスア財務相も出席した。今回のローンの金利はロンドン銀行間取引金利(LIBOR)に235ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上乗せした水準となる。

  ぺメックスは25億ドルを既存債務の借り換え、残りの55億ドルを一部信用枠の借り換えに充てる。ペメックス債は13日に上昇。世界の貿易見通しを巡る懸念から新興国市場債が幅広く下落した流れに逆行した。1065億ドルの債務を抱える同社では生産が10年余りにわたり減少しており、格付けがジャンク(投資不適格)級の領域に引き下げられるとの懸念も浮上していた。

  ロメロCEOは、政府が同社に13億ドルの税優遇措置を提供することも明らかにした。

  ロペスオブラドール大統領は「メキシコとメキシコ政府に信用があることを示している」と発言。「銀行は信頼を示しており、われわれはこうした銀行に感謝している」と述べた。

原題:Embattled Pemex Gets $8 Billion Loan to Ward Off Junk Status (2)(抜粋)

(3、4段落目に詳細を追加して更新します.)
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