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バイトマン氏もECB政策急転換できずとシュタルク氏-シュピーゲル

  • ECBの脱政治化にバイトマン氏は適任とシュタルク氏語る
  • ECB中銀総裁レース、ビルロワドガロー仏中銀総裁が最有力-調査

ドイツ連邦銀行(中央銀行)のバイトマン総裁が次期欧州中央銀行(ECB)総裁に選ばれた場合でも、ECB金融政策を急に変更はできないだろうと、独誌シュピーゲルがECBの元チーフエコノミスト、ユルゲン・シュタルク氏を引用して伝えた。

  それによるとシュタルク氏は、「バイトマン氏でも一晩の内にレバーを動かすことは不可能だ。政府と資本市場はECBに依存し過ぎているし、逆もまたしかりだからだ」と発言。ただ、「極めて政治化されているECBの脱政治化に向け」バイトマン氏は適任だと述べた。

Deutsche Bundesbank President Jens Weidmann Annual News Conference

イェンス・バイトマン氏

Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

  シュタルク氏の前にECBチーフエコノミストを務めたオトマー・イッシング氏は、新たなECB総裁は「ユーロの安定性持続を世間と金融市場に確信させ」なければならないと指摘。また、ユーロ圏経済は「遅かれ早かれ」景気下降を経験することになるが、この景気下降に対しECBは「迅速かつ十分」に緩和的な金融政策に移行して対応する必要があろうと述べた。

  シュピーゲルによると、ドイツ与党キリスト教民主同盟(CDU)の経済専門家は、マンフレッド・ウェーバー氏が欧州委員長に選出されなかった場合にはメルケル首相がバイトマン氏をECB総裁に推すとの考えに一段と傾いている。ブルームバーグの最新エコノミスト調査によれば、次期ECB総裁レースでバイトマン氏は現在、フランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁に後れを取っている。

原題:Weidmann Couldn’t Alter ECB Policy Quickly, Stark Tells Spiegel

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