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ルノー・日産の統合議論かみあわず、日産は再提案も拒否と関係者

更新日時
  • ルノーは日産に対して正式な統合提案を出していない-関係者
  • ルノーは日産の筆頭株主、日産は収益・技術面でルノーを支える

ルノー日産自動車が経営統合を巡って意見の溝を深めている。日産としては現在直面する問題の解決に統合は役に立たないとして受け入れない構えで、最近も再提案を拒否したと事情に詳しい関係者が明らかにした。

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会見するルノーのスナール会長と日産の西川社長

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  ルノーのジャンドミニク・スナール会長は4月に日産の西川広人社長に統合提案を持ちかけた。非公開の情報だとして匿名を条件に話した関係者によると、ルノー側は最近も日産側に統合を再提案したが日産はこれを拒否したという。

ルノーに近い関係者によると、同社は日産に正式な統合提案は出していない。日産とルノーの広報担当者はコメントを控えた。  

  一方、TBSは13日、ルノーが日産に経営統合案を正式に提案したと報じた。統合案は共同持ち株会社を設立してルノーと日産を傘下に置くことを柱としている。本社は日本でもフランスでもない第三国に設立し、両社が同数の役員を指名する。日産側は「経営統合の議論は時期尚早」として、返答をしていないという。

  ルノーは日産の株式43%を保有する筆頭株主だが、日産が保有するルノーの株式は15%にすぎず議決権もない。その一方で、日産は収益や技術面でルノーを支えている。ルノーのスナール会長は3月のアライアンスの共同会見では日産の会長になりたいとは思っていないとし、「日産の独立性を尊重したい」と述べていたが、最近になってルノーは統合を目指す姿勢を強めていた

  日産は14日に、カルロス・ゴーン前会長の逮捕後では初の通期決算を発表する。

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