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海外勢が記録的ペースで中国株売り-MSCIが今月ウエート拡大でも

  • 指数見直しで中国大型A株の組み入れ比率は2倍の10%に
  • 5月は既に174億元相当のA株が売られる

海外投資家は近く、中国株の保有を増やすことが可能になる。問題は彼らがそれを望んでいないように見えることだ。

  MSCIが複数のベンチマーク指数で中国株のウエートを拡大する準備を進める中、外国勢は本土株を記録的なペースで売却している。今月は既に174億元(約2780億円)相当の中国A株が香港との株式接続を通じて売られている。このままいけば5月の資金流出は4月の180億元を上回ることになる。

  中国株の年初来の上昇率は引き続き目立っているが、米中貿易摩擦に再び注目が集まる中、わずか3週間で約1兆ドル(約110兆円)の時価総額が吹き飛んだ。 中国政府が景気刺激策を縮小するとの懸念も重しとなった。上海総合指数は4月の高値から11%値下がりしている。

Foreigners continue to sell Chinese stocks in May

  MSCIは、今月29日に大型A株の組み入れ比率を5%から10%に引き上げるほか、テクノロジー株の比重が大きい創業板指数の上場銘柄を追加する。同社は13日に指数見直しの結果を発表する。ウエートは年内に再び引き上げられる見通しだ。

原題:MSCI Adds China Stocks Just When Foreigners Don’t Want Them (1)(抜粋)

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