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イラン、トランプ氏の呼び掛け拒否-電話かけるよう米側が要請

  • 足元の緊張が戦争につながることはないとイラン当局者
  • 米国務長官はトランプ大統領が対話を申し出ていると説明していた

イランへの締め付けを強化したトランプ米大統領は、緊張緩和に向けて自身に電話をかけるようイラン当局者に呼び掛けたが、イラン側は12日、これを拒否する姿勢を示した。

  イランの複数の高官や議員らはこの日、米国が中東に空母などの軍艦や爆撃機、ミサイル迎撃部隊を展開していることに言及し、けん制を目的とした措置であり足元の緊張が戦争につながることはないとの見方を示した。両国間の対立は既に激しい状況にあったが、米国が今月に入りイラン産原油禁輸の適用除外を撤廃したことで関係はさらに悪化。イランは2015年の核合意について一部の履行を停止すると発表している。

  イラン学生通信(ISNA)によれば、最高指導者ハメネイ師に助言する委員会のトップを務めるカマル・ハラジ氏は「トランプ氏は前政権が合意したことを全く尊重しないばかりか、国連安全保障理事会の決議や他の国際合意への違反もいとわない」と指摘した。

  ポンペオ米国務長官はその数時間前、対立解消に向けトランプ大統領が対話を申し出ているとあらためて説明していた。

原題:Iran Tells Trump: Don’t Wait for Us to Pick Up the Phone(抜粋)

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