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長期債や超長期債が上昇、米中貿易戦争や30年債入札順調で買い

更新日時

債券市場では長期債、超長期債が上昇。中国が米製品への関税引き上げという報復措置を表明したのを受けたリスク回避の動きに加え、この日に実施された30年債入札結果が順調となり、買いが優勢だった。一方、午後に入って株安や円高進行が一服したことを受けて先物は上値の重い展開となった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比変わらずの152円76銭。8銭高の152円84銭で寄り付いたが、午後には一時5銭安の152円71銭まで下落
  • 新発10年物354回債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.055%
  • 新発20年物168回債利回りは1bp、新発30年物62回債利回りは0.5bpの低下

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長
  • 米中貿易戦争でリスクオフの買いとなっている半面、両国はいずれ何らかの妥協点を模索するとみられているため、手放しで買っていくわけにはいかない
  • それを考慮に入れても、海外要因に対する日本国債市場の感応度は低く、国内投資家が消化しにくい材料に苦慮しているようだ

30年債入札

  • 最低落札価格は99円20銭と、ブルームバーグがまとめた市場予想99円15銭を上回る
  • 応札倍率は4.65倍に上昇、テールは3銭と1月以来の小ささで投資家需要の強さを示唆
  • パインブリッジの松川氏
    • 30年債入札は予想よりやや強めの結果だった半面、入札後に追いかけて買う動きはみられず、相場が伸びてこない
  • 備考:過去の30年国債入札の結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
成立せず-0.165%-0.055%0.360%0.535%0.560%
前日比 ー 横ばい-0.5bp-1.0bp-0.5bp-0.5bp
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