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米国株は根拠ある「熱狂」に向かう、先週の荒い値動き後-エバコア

  • S&P500種の次の目標は3000-10日終値を4.1%上回る水準
  • ミラー・タバクはまだ下げると予想-現時点では様子見が良い考え

2019年の株価上昇の流れはまだ続く可能性があるとエバコアISIは指摘した。

  通商問題を巡る米中の全面的対決への懸念を背景に、株価は先週、荒い値動きとなった。S&P500種株価指数は週間ベースで昨年12月以来の大幅な下げとなり、上海総合指数も4.5%落ち込んだが、一方で米国株は回復力も見せた。
  
  エバコアのテクニカルアナリスト、リッチ・ロス氏は「根拠ある熱狂」と題する10日付リポートで「取引時間中に主要な支持線を超えて力強く反発する場面が見られたことで、週間で約2%下落した流れは終わり、上期の歴史的な上昇局面の再開となる可能性が強く示唆されている」と指摘した。S&P500種の次の目標は3000だとも説明。これは10日終値の2881.40を4.1%上回る水準となる。

The S&P 500 ended sessions well several times last week

  6日のS&P500種は一時1.6%まで下げたが、0.5%安まで戻して引けた。7日には一時2.4%下落したが、終値で1.7%安に下げ幅を縮小。10日は一時1.6%値下がりしたが、マイナス圏を脱して0.4%高で終了した。

  一方で、ミラー・タバクのストラテジスト、マット・メイリー氏は11日のリポートで、株価はまだ下げると予想し、従って「現時点では様子見が良いアイデアだ」と指摘。同氏はS&P500種について、50日移動平均の2861を最初の支持線と見ており、続いて昨年12月から今年4月までの上昇局面でのフィボナッチリトレースメントのそれぞれ38.2%、50%に当たる2715、2648だと説明した。

VIX had a bit of a wild ride over the last week

原題:U.S. Stocks Set for ‘Exuberance’ After Rough Week, Evercore Says(抜粋)

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