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米中摩擦に警戒感、トレーダーは再び安全資産を志向-円上昇

  • アジア時間早朝の取引で人民元と豪ドル、NZドルは下落
  • トランプ大統領のツイートや中国の報復の脅しで
Stacks of shipping containers sit along the dock at the New York Container Terminal in Staten Island.

Stacks of shipping containers sit along the dock at the New York Container Terminal in Staten Island.

Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America
Stacks of shipping containers sit along the dock at the New York Container Terminal in Staten Island.
Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America

米中通商協議が終了した10日の市場には楽観的な見方が広がったが、週末の出来事が状況を大きく変え、トレーダーは再び安全資産を志向している。

  トランプ米大統領が11日のツイッター投稿で、中国は「今、行動する」ことが賢明だろうと述べたことや、中国の報復の脅しを考慮すれば、米政府が通商協議を「建設的」だったと評価したことを受けた先週末の相場上昇が週明け13日のアジア時間早朝の取引で急転する可能性が高いと予想されていた。

  実際、13日の為替市場では円などの安全資産が買われ、中国人民元は売られている。また、貿易動向に左右されやすい豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルも下げている。ただ早朝取引で薄商いのため値動きは小さく、今後の株式市場などの動きが注目される。

  SPIアセット・マネジメントのトレーディング責任者、スティーブン・イネス氏(香港在勤)は11日のリポートで、「この1週間余りでわれわれは貿易を巡る過度の楽観主義から最悪の状態へと陥った」とした上で、「だが市場が懸念しているのは即時の経済的悪影響よりも、貿易協議がどの程度ダメージを受けたかや、妥結し得るかどうかという点だ」と指摘した。

U.S. stock futures have had a rocky ride over the past week

原題:China-U.S. Feud Fuels Haven Demand as Traders Rewrite Playbook(抜粋)

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