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中国との貿易摩擦、米経済への影響は最小限で済む-クドロー氏

  • 北京での新たな米中通商交渉の日程は未定-クドローNEC委員長
  • クドロー氏、米消費者が関税を負担していることを認める
The Emirates Hana container ship sails near the Yangshan Deepwater Port, Shanghai, China.

The Emirates Hana container ship sails near the Yangshan Deepwater Port, Shanghai, China.

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
The Emirates Hana container ship sails near the Yangshan Deepwater Port, Shanghai, China.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は、トランプ大統領が中国との通商交渉で自身の主張を曲げないだろうと示唆した上で、中国製品への関税引き上げによる米経済への影響は最小限で済むとの見方を示した。

National Economic Council Director Larry Kudlow Speaks To Reporters

クドローNEC委員長

Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

  クドロー氏はFOXニュースとのインタビューで、中国がライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官を再び北京に招いたことを明らかにした。ただ、新たな協議の日程はこれまでのところ設定されていないと述べた。

  さらに、トランプ大統領が習近平国家主席と6月下旬の20カ国・地域(G20)首脳会合(大阪サミット)で会談する可能性が高いと話した。

  トランプ氏はワシントンが課した中国製品への関税は中国が支払っていると示唆しているが、クドロー氏は米輸入業者や消費者が支払っていることを認めた。しかし、中国も自国の経済成長への打撃という観点から影響を感じており、関税の影響は「双方」が受けていると説明した。

  クドロー氏は中国による「数十年」の不公平な貿易慣行を是正するためには、特に米経済が好調であることから、米国で雇用の一部を失い、成長が打撃を受けることは取るべき合理的なリスクだと述べた。

「誇張された」恐れ

  クドロー氏はただ、現在の関税制度による米国の成長と雇用市場への打撃の予測は、ホワイトハウス内部の見積もりと比較して「大げさに誇張されている」と指摘。米国の国内総生産(GDP)成長率は0.2%押し下げられる可能性があると説明した。「なすべきことをするのみだ」と述べ、「これはやる価値がある」と話した。

  ライトハイザーUSTR代表は、13日に中国からの約3000億ドル相当の輸入品に対する関税計画の詳細を米政府が発表すると述べた。クドロー氏は12日、追加関税が適用されるまでに「数カ月」かかる可能性があると述べた。

原題:Kudlow Sees Minimal Impact From China Trade War on U.S. Economy(抜粋)

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