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【米国株・国債・商品】株が反発、貿易楽観広がり終盤に持ち直し

  • 最新の米中通商協議は合意なく終了、交渉決裂の事態は回避
  • 米国債は長期物中心に下落、10年債利回り2.47%

10日の米株式相場は反発。米国は中国に追加関税を導入したが、全面的な貿易戦争は回避できるとの楽観が再び広がり、S&P500種株価指数は5営業日ぶりに上昇した。米国債は反落。

  • 米国株は反発、米中貿易巡る楽観で終盤に上げに転じる
  • 米国債は反落、午後に下げ幅拡大-10年債利回り2.47%
  • NY原油は小動き、週間ベースでは続落-米中協議に注目
  • NY金は続伸、逃避需要受け週足でも上昇

  S&P500種は遅い時間に大きく持ち直して上昇に転じたものの、週間ベースでは2.2%安と、昨年12月下旬以来の大幅安となった。S&P500種の業種別11指数は全てが寄り付きで下落したが、一つを除き全てがプラスで終了した。米国と中国がワシントンで開いていた閣僚級通商協議はこの日終了。合意には至らなかったが、交渉決裂の事態も回避された。

  S&P500種は前日比0.4%高の2881.40。ダウ工業株30種平均は114.01ドル(0.4%)高の25942.37ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.47%。

Stocks whipsawed all week on the U.S. decision to hike tariffs on China

  シット・インベストメンツ・アソシエーツのシニアバイスプレジデント、ブライス・ドーティ氏は、「これが交渉の『大詰め』だろう。両者は最終合意にますます近づく中で抵抗姿勢を見せつけている」と語った。

  米国債は米中貿易を巡る動向を消化する展開の末、下落。短期物の下げは長期物に比べ小幅にとどまった。

  ニューヨーク原油先物相場は小動き。最新の米中通商協議が合意なく終了し、これが経済成長に与える影響を見極める展開となった。トランプ政権は中国に追加関税を課したが、協議決裂は回避された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は4セント(0.1%)安の1バレル=61.66ドル。週間ベースでは0.5%安で、3週続落。ロンドンICEの北海ブレント7月限は23セント高の70.62ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。米中貿易摩擦が経済に与える影響への懸念で金の逃避需要が高まり、週間ベースでも上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.2%高の1オンス=1287.40ドルで終了。

原題:Stocks Stage Late Rally as Trade Optimism Wins Out: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Mixed, Curve Steeper Amid Rebound in Equities
Oil Falls for Third Straight Week as Trade Talks Limp From D.C.
PRECIOUS: Gold Advances as Trade-War Worries Spur Haven Demand

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