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トランプ氏、米農産物の買い取り拡大表明-中国からの需要減を穴埋め

  • 「中国がこれまで輸入していたよりも大規模に」購入ー人道支援向け
  • 穀物相場は今週下落、対中貿易協議行き詰まり受け

トランプ米大統領は、米国が人道支援向けに国内農産物の買い入れを拡大すると明らかにした。対中貿易摩擦の再燃で失われる中国からの需要を埋め合わせる取り組みとなる。

  トランプ氏は10日のツイッターで、米国は関税で得た資金を米農産物の購入に活用するとし、その「規模は中国がこれまで輸入していたよりも大きなもの」になり、人道支援として「貧困や飢餓に苦しむ諸国」に送ると述べた。トランプ氏は農家から150億ドル(約1兆6400億円)相当を購入する可能性を示唆した。大豆と穀物の先物相場はこの発表後もほぼ変わらず。一方、業界団体は中国製品に対する米国の追加関税に反対を表明した。

  トランプ氏はツイッターで、「その間も中国が二度と取引のやり直しを試みないことを期待して同国との交渉は続ける!」と言明。「米国の農家は早期により良い状況となり、飢餓に苦しむ諸国は援助が得られる」と続けた。

Contract heads for biggest weekly decline since August

  大豆と穀物の先物は今週下落。米中貿易協議が行き詰まり、米国が中国からの輸入品2000億ドル相当への関税を引き上げたのに伴い、中国は報復を表明した。中国は世界最大の油糧種子購入国。シカゴ商品取引所(CBOT)の大豆、トウモロコシ、小麦の先物7月限はシカゴ時間午前10時22分現在、ほぼ変わらず。

原題:Trump Says U.S. Will Purchase Crops to Offset China Losses (3)(抜粋)

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