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中国の乗用車販売、4月も振るわず-11カ月連続の前年割れ

  • 4月の販売台数は前年同月比16.6%減の154万台
  • 国内メーカーの落ち込み大きく、外国ブランドはシェア拡大

中国の乗用車販売は4月も振るわず、11カ月連続の前年割れとなった。減速する景気や消費動向、貿易摩擦など自動車需要への圧迫が続き、自動車メーカーにとって明るい材料はほとんど見当たらない。

  全国乗用車市場情報連合会(乗連会)が10日発表した資料によれば、セダンとスポーツタイプ多目的車(SUV)、ミニバン、多目的自動車(MPV)を合わせた4月の販売台数は前年同月比16.6%減の154万台。3月は12%減、2月は18.5%減と2桁の減少が続いている。

Leaders Push On

Volkswagen, Honda and Toyota gain ground in China as market shrinks

Source: LMC Automotive

  乗連会の崔東樹秘書長は「中国自動車市場で上半期に明るい兆しが見えるとの希望はほとんどない」と、販売台数の発表前に述べていた。

  確立したブランドがあり都市部の購入者が多い世界的なメーカーは、規模の小さい国内メーカーに比べて落ち込みがあまり見られていない。比較的安価な中国メーカーを選ぶのは小規模の都市か農村部に住み、初回購入車として検討する顧客が多いが、こうした層は景気下降の影響を受けやすいようだ。

  LMCオートモーティブによると、自動車市場全体の縮小にもかかわらず、フォルクスワーゲンやホンダ、トヨタ自動車、BMW、メルセデスなどは1-3月に市場シェアを伸ばした。ゼネラル・モーターズ(GM)合弁の五菱や宝駿、フォードは後退した。

原題:China’s Car Slump Drags On as Consumers Wait for Incentives(抜粋)

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