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ヴァーレ、2015年終盤以来の赤字-ダム決壊事故に伴う引当金計上で

  • 1-3月期の純損益は16億4000万ドルの赤字
  • ダム事故関連の損害賠償や法的費用などで45億ドルの引当金
A nun visits the site after a Vale dam burst in Brumadinho, Brazil.
A nun visits the site after a Vale dam burst in Brumadinho, Brazil. Photographer: Victor Moriyama/Bloomberg
A nun visits the site after a Vale dam burst in Brumadinho, Brazil.
Photographer: Victor Moriyama/Bloomberg

鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレは四半期ベースで2015年終盤以来となる赤字に転落した。多数の犠牲者を出した1月のダム決壊事故に関連する損害賠償や法的費用などの支払いに向けた引当金計上が響いた。

  1-3月(第1四半期)に計上した引当金は45億ドル(約4900億円)に達し、純損益は16億4000万ドルの赤字となった。ダム決壊事故後、ヴァーレはブラジル当局の厳しい監視下に置かれている。同国の裁判所は犠牲者への補償や環境対策が着実に実施されるよう、多額の同社資産を凍結した。1-3月期の調整後EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は6億5200万ドルの赤字。市場予想は42億9000万ドルの黒字だった。

  決算発表は米株式市場の通常取引終了後だった。ヴァーレの米国預託証券(ADR)は時間外取引で一時2%下落した。

原題:Vale Posts First Loss Since Late 2015 After Fatal Dam Disaster、Vale First Quarter Loss $1.64 Bln(抜粋)

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