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きょうの国内市況(5月10日):株式、債券、為替市場

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●日本株5日続落、米国の対中追加関税で景気懸念-自動車や素材安い

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  東京株式相場は小幅に5日続落。米国による対中国製品への関税引き上げが予定通り発効され、景気の先行き不透明感から午後に売りが増えた。自動車や情報・通信のほか、化学や鉄鋼など素材が安い。

  • TOPIXの終値は前日比1.29ポイント(0.1%)安の1549.42
  • 日経平均株価は同57円21銭(0.3%)安の2万1344円92銭、5日続落は昨年12月25日以来

  三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之シニアストラテジストは「2000億ドルに対する関税引き上げはスマートフォンや衣類など消費財への影響が大きい」とした上で、「改善傾向にあったグローバルの景況感に当面マイナスの影響を与え、日本企業を含めたサプライチェーンの問題に対する警戒も強まる」と述べた。

  • 東証33業種は非鉄金属、精密機器、食料品、情報・通信、海運、輸送用機器、化学、鉄鋼が下落
  • 医薬品や石油・石炭製品、電気・ガス、機械、パルプ・紙、小売、サービスは上昇

  
●債券は上昇、米中貿易交渉に進展なく午後に買い強まる-株安・円高も

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  債券相場は上昇。米中間の貿易交渉でほぼ進展がなかったと伝わり、米国が中国に対する追加関税を発動すると、株安・円高が進展してリスク回避の買い圧力が強まった。一方、超長期ゾーンは14日の30年債入札を控えて軟調気味となった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比1銭高の152円77銭。午後には一時152円84銭まで上昇
  • 新発10年物354回債利回りは一時マイナス0.045%と4月26日以来の水準に上昇したが、午後は低下に転じた
  • 新発20年物168回債利回りは0.365%に小幅上昇

野村証券の金子泰啓リサーチアナリスト

  • 米中貿易交渉の進展を見極めないと動けないため、取引は盛り上がりに欠けている
  • 協議継続が市場のメインシナリオで、数カ月は続くのではないか。ある程度は織り込んできた経緯もあり、リスクオフがさらに加速する状況ではない
  • ここからさらに買い進めていくのには高値警戒感がある半面、悪いニュースへの備えを考えると売るのにも不安がある

10年物価連動債入札

  • 最低落札価格は103円70銭と、ブルームバーグがまとめた市場予想を上回る
  • 応札倍率は3.72倍と前回の3.34倍を上回り、1年ぶりの高水準に

●ドル・円横ばい、米国が対中関税引き上げー109円台後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は横ばい。午前は米中貿易協議待ちの中で需給要因で上昇も、協議が平行線に終わり、予定通り米国が対中関税を引き上げると上げ幅を縮小。中国による報復が警戒される中で一時は下げに転じた。

  • ドル・円は午後3時現在、前日比ほぼ変わらずの1ドル=109円74銭。一時110円05銭まで上昇後は一時109円62銭まで反落
  • ユーロ・ドルは同0.1%高の1ユーロ=1.1229ドル。ユーロ・円は0.1%高の1ユーロ=123円21銭

ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長

  • 関税の引き上げについて、為替市場はある程度想定していた流れだったが、日本株がマイナス幅を広げる反応を見せたことで、ドル・円も下値を広げた
  • 米中の協議そのものは続行中であり、10日に続く協議の結果待ち。中国の報復もある程度想定されているが、実際にどういった報復がなされるかなども気になるポイントに
  • ドル・円はヘッドラインリスクで109円ちょうどをつけるくらいはあるかもしれないが、下値を攻めるムードにはない。協議が続く道筋が見えてくれば、来週にかけて相場が落ち着いていく可能性

  

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