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中国人民元、対ドルで1月以来の安値-貿易摩擦巡る懸念再燃

  • 本土の人民元が0.38%安-元安を見込んだ取引も活発
  • トランプ氏は「約束破った」と主張-中国与信データも予想下回る

9日の中国人民元は対ドルで下落。今年1月以来の安値を付けた。米国との貿易摩擦激化による影響や国内景気の脆弱(ぜいじゃく)さを示す新たな材料で懸念が広がった。

  中国本土の人民元は上海時間午前11時34分(日本時間午後0時34分)現在、0.38%安の1ドル=6.8092元。今週の下落率は1.1%に拡大した。元安を見込んだ取引も活発になっており、先安感を示すオフショア人民元の3カ月物リスクリバーサルは5営業日連続で上昇し、昨年11月以来の高水準となった。

  トランプ米大統領は8日夜、フロリダ州パナマシティービーチでの集会で演説し、中国の指導者が貿易協議で「約束を破った」と主張。また、9日発表された中国の4月の与信の伸びが予想を下回り、景気回復の危うさを浮き彫りにした。

  上海総合指数も下落。今年2月以来の安値。中国の10年国債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.32%。

原題:China’s Yuan Tumbles to Lowest Since January on Trade War Fear(抜粋)

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