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ドラギ総裁、賃金上昇圧力の高まりを指摘-インフレ目標の敗北認めず

ドラギ総裁

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Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg
ドラギ総裁
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欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、同中銀が設定するインフレ目標の正当性を主張した。賃金上昇圧力を目にしているとも述べ、ECBが責務を果たす上でそれが追い風になるとの認識を示した。

  ドラギ総裁はフランクフルトで学生に向け、「2%弱というインフレ目標は長らく達成されていない。なぜECBはインフレ目標を引き下げて負けを認めないのか」といった声が聞かれていると指摘。「われわれは負けたと認めない。だからこそ、インフレ目標を引き下げない」と続けた。

  ECBが採用した異例の金融緩和は1000万人以上の雇用を生み出し、賃金を押し上げていると評価し、最終的には物価に波及するだろうとの認識を示した。

  ドラギ総裁は10月末で任期満了を迎える。学生からその後の人生計画について質問が投げかけられたが、「計画だとかそういったものは全くない」と回答した。

原題:ECB’s Draghi Sees Wage Pressure, Won’t Allow Defeat on Inflation(抜粋)

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