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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国は「合理的にクレージーな」トランプ氏と10日にも合意へ-李氏

  • 人民銀の元貨幣政策委員の李氏、ブルームバーグとインタビュー
  • トランプ大統領の週末のツイート、より良い取引勝ち取る試み
A gantry crane operates as containers sit stacked at the Yangshan Deepwater Port, operated by Shanghai International Port Group Co. (SIPG), at night in Shanghai, China on Wednesday, Jan. 30, 2019. The U.S. and China launched high-level trade talks in Washington with little indication that Beijing will bend to U.S. demands to deepen economic reforms.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の元委員、李稲葵氏は米中貿易摩擦について、双方がその決着を望んでいるため、中国は「合理的にクレージー」なトランプ米大統領との間で早ければ10日か、その後間もなく通商合意をまとめるだろうと述べた。

  李氏は8日に北京でブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、「トランプ大統領はクレージーに見えるが、私は彼を合理的にクレージーと呼ぶ。 彼は米国にとってより良い取引をつかみ取ろうと望んでいる」と指摘。「トランプ大統領と中国の双方は結局のところ合理的だ」と付け加えた。

World Economic Forum - Annual Meeting Of The New Champions 2010

李稲葵氏

写真家:Nelson Ching / Bloomberg

  北京の清華大学中国・世界経済研究センター主任である李氏は、トランプ大統領が週末のツイートで対中関税を10日から引き上げる構えを示したのはより良い取引を勝ち取ろうとする姿勢の表れだと指摘。トランプ大統領は「米国の政治的利害関係者の前で強硬姿勢に」見えるようにしながらも「最終的には合意を求めている。中国側も取引を望んでいる」と分析した。

  米国が中国に望む貿易面での譲歩の9割以上は、中国自体の国内改革の目標に沿っているが、いかなる合意の文言も中国側の面目を十分に保たねばならないと李氏は指摘。「中国は米国に脅されていると受け止められたくはない。米国側の交渉担当者は法律論に固執しており、中国の政治情勢を十分に考慮していない」と述べた。

原題:China to Seal Deal With ‘Rationally Crazy’ Trump Soon as Friday(抜粋)

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