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米上院共和党にも波紋-トランプ大統領の対中関税ツイート

  • 大方の議員は単なる交渉の駆け引きであってほしいと願っている
  • 再選目指す議員は地元有権者の意向を推し量っている

対中関税を10日に引き上げるとのトランプ米大統領のツイッター投稿を受け、上院共和党の立場は分かれた。大方の議員はこれが単なる交渉の駆け引きであってほしいと願っており、一部は大統領に賛辞を贈り、また自らを「タリフマン(関税の男)」と呼ぶ大統領の戦略そのものに反対する者もいる。

  トランプ大統領の対中強硬姿勢は珍しくシューマー上院民主党院内総務からも支持された。シューマー氏は米中協議で米国は譲歩せず、強い姿勢を取るべきだとしている。

  有権者はイデオロギーよりも、地理や産業によって立場が分かれており、トランプ大統領の農村部の支持者の多くは米一次産品に対する中国の報復措置の矢面に立っている。

  このため再選を目指す共和党上院議員は、地元有権者が自らにトランプ大統領の全面支持を望んでいるのか、それとも地元有権者の利益を支援する立場を取ることを望んでいるのか、推し量らざるを得ない。トランプ大統領が5日に中国からの輸入品約2000億ドル(約22兆円)相当への関税率を10%から25%に引き上げるとツイートしたことを受け、この問題の緊急性は一段と増した。

原題:Trump’s China Tariff Threat Has Republicans Praying for a Deal(抜粋)

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