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ダイモン氏、米国債利回りは異常に低い-4%なら悪くない

更新日時
  • 米国と中国が通商協議で合意に達する確率は80%
  • 米金融当局の様子見姿勢に「何ら問題はない」
JPMorgan Chase & Co. logo

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Photographer: Bloomberg/Bloomberg
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JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は8日、米国債利回りの上昇に備えるべきだとの持論を重ねて示した。

  北京でブルームバーグテレビジョンのインタビューに答えたダイモン氏は、2.4-2.5%という現在の米10年債利回りは「異常に低い」と指摘。年末の水準について予想を示すことは避けたが、「かなり良好な成長を遂げている時なら利回り4%は悪くない数字だ」と述べた。

U.S. 10-year yields haven't hit 4% since 2010

  昨年には利回りが5%を超える可能性を警告していた。この日のインタビューでは「JPモルガンの取締役と話す時は、5%でも7%でも8%でも10%でも対応できるようにしておかなければいけないと言っている」と語った。ロンドン時間8日午前は2.46%前後。

  米金融政策については、現時点で米当局が「様子見の姿勢を取ることに何ら問題はない」とした上で、政策は常に「データ次第」で決定しなければならないのだから、金利見通しを示すのをやめたらどうかと提案した。

  また、米国と中国が通商協議で合意に達する確率は80%との見方を示した。米中協議の状況が「本当に悪化」すれば世界の成長への打撃になるとしながらも、トランプ米大統領の対中関税引き上げを巡る5日のツイートを受けた緊張の高まりを「ちょっとした問題」と表現し、トランプ氏の「ツイートはそう悪い結果につながらないこともある」と語った。

  ただし、10日までに米中が合意に至ることはないだろうと予想。最終的な合意を確信しているとしつつ、「何か悪いことが起きる」確率は倍増したとも話し、悪い内容なら合意しない方がましだと付け加えた。

  「世界を巻き込む本格的な貿易戦争の可能性が少しでも高まったと考えたなら」、今週の株価下落は「合理的な反応だった」とも述べた。

米中貿易協議、米金融当局の政策、米国債利回りについて話すジェイミー・ダイモン氏

(出典:ブルームバーグ)

原題:Dimon Says Yields ‘Extraordinarily Low,’ 4% Wouldn’t Be Bad (1)(抜粋)
JPMorgan’s Dimon Sees 80% Odds U.S., China Will Reach Deal (1)(抜粋)

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