コンテンツにスキップする

ZOZO連騰、個人買いをたきつけたファンド組み入れ報道

  • 10連休明けの2日間で株価は一時16%上昇、事業見直しで業績に期待
  • 成長性を強調した運用担当者の発言もきかっけにー松井証の窪田氏

10連休明けのZOZO株は前期決算を発表した後の大幅安を打ち消している。8日は前日のテレビ報道もきっかけになり、再評価した個人投資家などの買いが入った格好だ。

  国内ファンド運用担当者の投資行動が明らかになり、株価上昇をたきつけた。東京海上アセットマネジメントの北原淳平氏が7日夜放送のテレビ東京のニュース番組でZOZO株に言及し、運用する国内株式ファンドへの組み入れ比率が高いと説明した。

SpaceX's First Private Citizen Passenger for Moon Mission Yusaku Maezawa Speaks at News Conference

ZOZOの前沢社長

Photographer: Tohomohiro Ohsumi/Bloomberg

  ZOZOが4月25日に発表した2019年3月期営業利益は前の期比22%減の257億円と低迷。20年3月期の営業利益計画も市場予想を下回り、連休前4月26日の株価は9.3%安になっていたが、7日は7.1%高。8日も買いの勢いが継続して一時8.8%高の2289円となり、日経平均株価が300円超安い中で逆行高になった。

  松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストはテレビ報道が「個人投資家の興味を引くきっかけとなった」と株価にプラスに働いているとの見方を示し、「これまで悪材料が続いたため信用取り組みで売り残が多い状況にあるが、機関投資家の資金流入も出てきて、慎重にみていた投資家の買い戻しを誘っているようだ」と話した。

  ZOZOは20年3月期営業利益計画の施策として、ブランド会社の批判を受けた有料会員サービス「ZOZOARIGATOメンバーシップ」を5月30日付で終了するほか、赤字のプライベートブランド(PB)事業の見直しなどを明らかにしていた。窪田氏は「決算発表以降にマーケットの見方が変わった。今期から改善策を立て続けに打ち出して戦略を転換したことで、業績が切り返すとの期待が出ている」と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE