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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米イールドカーブ、心配なレベルに再接近-米中協議やFRBが打撃

  • 3カ月物に対する10年物の利回りプレミアム、3bp未満に
  • 逆イールド現象は3月に既に起きているが、1週間程度で解消
Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国債のイールドカーブの中で多くの人がリセッション(景気後退)の指標と考えている部分が再び、懸念を誘うレベルに近づいている。

  3カ月物に対する10年物の利回りプレミアムは7日、3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)を下回り、4月前半以来の小ささとなった。この長短利回りの逆転はリセッションの警告サインだと見なされている。逆イールド現象は3月に既に起きているが、1週間程度で解消した。

  今回のフラット化の背景には米中の貿易合意が遠のいたことがある。トランプ米大統領が5日に中国製品に対する関税引き上げを警告して以来、不透明が増している。

  3日に発表された4月の米雇用統計がまちまちの内容だったことと、利下げ観測に水を差すパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のインフレについての発言も影響した。3月には米金融当局が利上げ見通しを後退させたことをきっかけにイールドカーブが逆転していた。

Gap between U.S. 3-month and 10-year rates is smallest since April

原題:U.S. Yield Curve Edges Back Toward a Potentially Worrying Level(抜粋)

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