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メイ首相「退陣の行程表」9日が提示期限か-与野党妥結も期待できず

  • 労働党と協議で合意できそうにないと政権側は判断したと関係者
  • 保守党議員委員長、首相に退陣の日時を明確化するよう迫った可能性
メイ首相

メイ首相

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg
メイ首相
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

欧州連合(EU)離脱の行き詰まり打開を目指し、メイ英政権と最大野党・労働党は7日に離脱案を巡る協議を再開したものの成果は得られず、妥結の期待がついえる結果となった。

  与党保守党が先週の地方議会・首長選で大敗を喫し、既に窮地に立つメイ政権は7日時点で、労働党との協議が行き詰まっており、今後の進め方で合意を実現できそうにないという結論に達したもようだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、そのような状況認識を背景にメイ政権の関心は次の展開、さまざまな「プランB」の選択肢を議会にいかに提案するかという点に移る可能性が高い。

  メイ首相はEU離脱の共同プラン策定に向けて労働党のコ-ビン党首に4月に協力を要請。しかし、これまでのところ共同案で合意に至っておらず、労働党側は7日の協議を「妥協がない」と表現し、事実上の政権ナンバー2であるリディントン国務相率いる政権側のチームが譲歩を示そうとしないと批判した。話し合いは英国時間8日午後に再開される予定。

  一方、与党の現職議員で構成する保守党議員委員会(1922年委員会)のブレイディ委員長は7日の非公式会談で、メイ首相に退陣の日時をはっきりさせるよう迫るとメディア報道は伝えていた。英紙デーリー・テレグラフによると、ブレイディ氏は同委の幹部が集まる英時間8日午後4時(日本時間9日午前零時)を首相が退陣の「ロードマップ(行程表)」を示す期限に設定したという。

What Next As Cross-Party Brexit Talks Conclude

原題:Pressure Mounts on May as Hopes Fade for Brexit Deal With Labour
May’s Team Said to Be Losing Hope for Labour Brexit Deal (2)(抜粋)

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