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Photographer: Billy H.C. Kwok/Bloomberg

サプライヤー、製造施設の中国外移転を加速-米中交渉結果待たずに

  • 台達電子は一部施設を台湾とタイに移転、インドに工場建設する計画
  • 東南アジアやインドなどに製造拠点を多角化する動き強まる
Delta Electronics Inc. components are displayed on a power supply circuit board on display in a showroom at the company's headquarters in Taipei, Taiwan, on Friday, May 3, 2019.
Photographer: Billy H.C. Kwok/Bloomberg

米中通商交渉がワシントンで9、10両日に予定される中、テクノロジー産業の世界的なサプライチェーンを構築した企業は協議の結果が出るのを待たずに動き始めている。台湾企業のデルタ・エレクトロニクス(台達電子)も製造施設の中国外への移転を加速させている1社だ。

  台達電子は、マイクロソフトや華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などの顧客がデータセンターや工場の電力・冷却を管理するのを助ける部品を製造している。台達電子は一部の製造施設を台湾とタイに移す計画であり、さらにインドの3、4カ所に工場を建設する予定。インドのモディ首相が展開している「メーク・イン・インディア」政策に応じる形だ。

  トランプ米大統領が今週、中国による約束撤回を理由に対中関税を引き上げる方針を示し、米中交渉の先行き不透明感が深まる中で、その影響を受けることになる中国進出のサプライヤーの間では、東南アジアやインドなどに製造拠点を多角化しようとする動きが強まっている。

原題:Trump Versus Xi Battle Has Another Supplier Shifting From China(抜粋)

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