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ホンダ:1-3月純損益130億円赤字に、市場予想大きく下回る

更新日時
  • 為替など影響、前期純利益は会社予想届かず-今期は9%増益見込む
  • 八郷社長は車種の集約などを通じて収益改善を目指すとコメント

ホンダは8日、2019年1-3月期の純損益が130億円の赤字に転落したと発表した。欧州での四輪車の生産体制変更や為替の影響を受けたもので、1012億円の黒字を見込んでいた市場予想を大きく下回った。

Honda Motor Co. Confirms U.K. Plant Closure in Latest Blow as Brexit Looms

英国のホンダ工場

Photographer: James Beck/Bloomberg

  ホンダの発表資料によると、前期(2019年3月期)の純利益は前の期比42%減の6103億円と会社側従来予想の6950億円を大きく下回った。1-3月期は為替や四輪車の生産体制の変更の影響が税引き前利益でそれぞれ500億円以上のマイナス要因となるとしている。前年同期の実績は1077億円の黒字だった。

  都内で会見した八郷隆弘社長は収益立て直しに向けて地域専用モデルは競争力の強い車種に集約して削減することなどを通じて収益性を高めていく計画を発表。「会社の体質は良くなっている、現在は七合目くらい」とし、収益目標など明確な数字は出せないとした上で、「リーマン(ショック)前のレベルに早く到達したい」と話した。

  今期(20年3月期)の営業利益については前期比6%増の7700億円になるとの見通しを示した。市場予想の平均は8384億円。為替や材料費の変動がマイナス要素となるものの、コストダウン効果や販管費の改善で営業増益を確保する。純利益見通しは同9%増の6650億円、売上高は1.2%減の15兆7000億円でいずれも市場予想を下回る。

(決算の詳細を追加して更新します.)
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