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トランプ政権で対中タカ派優位に立つ-大統領が中国に強硬姿勢で

  • ナバロ氏率いるタカ派は中国を敵対的な大国と見なしてきた
  • バノン氏「大統領が対中スタンスを軟化させないことが重要」

トランプ米政権内と政権に近い対中タカ派は、中国が貿易協議で重要な約束を撤回したとして、トランプ大統領が対中関税引き上げを言明したことを受け、優位に立っている。

  米中が合意に近づいているとみられていた中でのトランプ大統領による関税引き上げの警告は、米国として中国に一段と強硬姿勢を取るべきだと主張してきたタカ派らの勝利を意味する。

Former White House Strategist Steve Bannon Interview

スティーブ・バノン氏

Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg

  ホワイトハウスの首席戦略官だったスティーブ・バノン氏は6日のワシントン・ポスト紙に寄稿し、「米国が岐路に立つ中、トランプ大統領が直感に従い、米国がこれまでに直面した中でも存続に関わる最大の脅威に対するスタンスを軟化させないことがかつてなく重要になっている」と指摘した。

  一連の展開を受けて、米中貿易交渉が完全な物別れに終わる可能性も出てきた。ホワイトハウスのナバロ国家通商会議(NTC)委員長が率いるタカ派は中国について、米国に経済戦争を仕掛けてくる敵対的な大国と見なしてきた。タカ派にとっては、トランプ大統領のほか、ムニューシン財務長官ら政権内の対中ハト派が米国にとって不利な条件を受け入れるよりは、合意に至らない方がいいとの判断が働く。

原題:China Hawks Gain Upper Hand as Trump Squeezes Beijing Over Trade(抜粋)

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