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Photographer: Kyle Grillot/Bloomberg

リフト、赤字は2020年に減少へ-IPO後初の決算発表で示唆

更新日時
  • 1-3月売上高は95%増の7.76億ドル、市場予想を上回る
  • 1-3月は11.4億ドルの純損失、19年が赤字のピーク-CFO
Confetti falls as John Zimmer, co-founder and president of Lyft Inc., center left, and Logan Green, co-founder and chief executive officer of Lyft Inc., center right, ring the opening bell during the company's initial public offering (IPO) at Lyft's new service center in Los Angeles, California, U.S., on Friday, March 29, 2019. Demand for Lyft Inc. shares has lifted the value of the combined stake of its co-founders to $1.2 billion.
Photographer: Kyle Grillot/Bloomberg

配車サービスの米リフトが7日発表した新規株式公開(IPO)後初の四半期決算で、売上高はアナリスト予想を上回った。同社は多額の損失が来年減少するとの見通しも示した。

  4-6月(第2四半期)の売上高は8億ー8億1000万ドル(約882億-893億円)を見込む。ブルームバーグが集計したアナリスト予想は7億8200万ドルだった。1-3月(第1四半期)売上高は95%増の7億7600万ドルで、市場予想を3800万ドル上回った。

  1-3月期の純損益は11億4000万ドルの赤字となり、2018年通期損失よりも大幅な赤字となった。コストの大部分は株式ベースの報酬とIPO関連の費用に起因するものだったが、この数字はなお一部投資家を動揺させた。

  株価は3月のIPO以降に18%下落。ブライアン・ロバーツ最高財務責任者(CFO)は決算発表後の電話会議で、19年が損失のピークになると述べ、IPOのロードショー(投資家説明会)で経営幹部が示した見通しを繰り返した

Lyft's Losses Mount

Ride-hailing provider is a long way from making money

Source: Company data

  今回の発表は、配車サービス市場でのウーバー・テクノロジーズとの激しい競争が少なくとも年内は続く見通しを示唆した。リフトは金利や税金などの費用を除いたベースの19年の損失が最大11億8000万ドルになると予想した。通期売上高は市場予想を上回る32億8000万-33億ドルを見込む。

  ウーバーは1-3月期の売上高が30億ドル程度となり、前年同期比で19%増加すると予測していた。一方、リフトの4-6月期の増収率は60%程度と、前期比で大きく減速するが、D.A.デービッドソンのアナリスト、トーマス・ホワイト氏は投資家が心配すべきことではないと指摘。「大きなビジネスであり、増収率は減速するだろう。ウーバーの売上高ほど急速には減速していない」と付け加えた。

  決算発表資料によると、リフトのアクティブユーザーは46%増加し2050万人。アクティブユーザー当たりの売上高は34%増加し37.86ドル。

  配車サービスで北米2位の規模を持つリフトは決算発表の機会を利用し、アルファベット傘下のウェイモとの新たな契約を公表。ウェイモが向こう数カ月にフェニックス近郊で自動運転車10台を導入し、リフトのアプリ経由で顧客が予約できるようにすることを明らかにした。
  

原題:Lyft Tries to Assure Investors That Losses Will Drop in 2020 (3)(抜粋)

(CFOの見解などを追加して更新します.)
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