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クラリダ副議長:利下げ観測を一蹴、米金融政策は「好ましい状況」

  • 現行政策でインフレは当局の2%目標に到達できる
  • どちらの方向にも金利を動かす強い論拠は見られない

米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長は、市場の利下げ観測をはねつけた。金融市場では、米金融当局が低調なインフレを当局目標の2%まで引き上げるため利下げを実施するとの観測が広がっている。

  クラリダ副議長は7日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「現時点でその状況にあるとは考えていない」と発言。「現行の政策でそこに到達できると当局は考えている」と述べた。

Federal Reserve Board Holds Open Meeting

パウエル議長(右)とクラリダ副議長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  クラリダ氏は、最近のインフレの落ち込みに影響を及ぼしているのは一過性の要因だとするパウエルFRB議長の見解に同調。米経済と金融政策は「好ましい状況にある」とし、「どちらの方向にも金利を動かす強い論拠は見られない」と話した。

Stay on Target

Fed's preferred core inflation gauge has missed 2% goal almost all the time since 2012

Source: U.S. Commerce Department

  さらに米中通商協議の最近の展開についての質問に対し、「これまでのところ、導入された貿易に関する措置は経済に非常に小さな影響しかもたらしていない」と答えてはぐらかした。

原題:Clarida Rejects Rate-Cut Pressure, Says Fed Policy in Good Place(抜粋)

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