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ブリストル・マイヤーズ、190億ドル起債-セルジーン買収費用に

更新日時
  • 内訳は9本建てのシニア無担保社債-ブルームバーグ・データ
  • ブリストルの信用格付け、買収完了後に引き下げられる公算大

米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブは、今年最大となる190億ドル(約2兆900億円)規模の起債を行った。調達資金は740億ドルの米セルジーン買収費用に充てる考え。

  ブルームバーグのデータによると、起債の内訳は9本建てのシニア無担保社債。最も期間が長い30年債の利回りは同年限の米国債に1.45ポイント上乗せした水準。情報が非公開だとして匿名を条件に話した関係者によると、当初は1.6ポイント程度の上乗せになると見込まれていた。社債発行に対し670億ドル相当の注文を受けたと、関係者は説明した。

  今回の起債規模は、今年これまで最大だった1月のアンハイザー・ブッシュ・インベブの155億ドルを上回る。ブリストルは1月の投資家向け資料で、買収を完了するためにセルジーンの負債200億ドルを引き継ぐのに加え、新たに債務が320億ドル拡大する見通しを明らかにしていた。

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Source: Bloomberg

  ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1月に、起債により新会社の負債は利益の4倍近くに膨れ上がる可能性を指摘。今月2日付のリポートで、ブリストルの信用格付けを現行の「A2」から1段階引き下げる公算が大きいと述べた。S&Pグローバル・レーティングとフィッチ・レーティングスも、格下げの方向で見直している。

  関係者によると、バークレイズ、クレディ・スイス・グループ、モルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴが起債業務を担当した。

原題:Bristol-Myers Borrows $19 Billion in Year’s Biggest Bond Deal(抜粋)

(第1-3段落を最新情報で更新、第5段落を追加します.)
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