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トランプ政権の二段攻撃に見舞われた米国株トレーダー、波乱を覚悟

  • トランプ大統領がツイッターで関税引き上げ警告
  • ライトハイザーUSTR代表が10日に実施の計画と発言
トランプ大統領

トランプ大統領

Photographer: Al Drago/Bloomberg
トランプ大統領
Photographer: Al Drago/Bloomberg

トランプ米大統領の関税発言翌日の6日を乗り切った米国株トレーダーらは、安心するのはまだ早いことを思い知らされた。トランプ政権からの攻撃の第二波が放たれたからだ。

  トランプ大統領の関税引き上げ警告後、6日の米国株はアジア市場のような打撃を免れたものの、同日午後に二弾目が来た。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が中国製品に対する関税引き上げを10日に実施する計画だと発言。S&P500種株価指数先物は一時0.7%下げた。6日のニューヨーク市場で現物のS&P500種指数は一時の1.6%の下げを0.5%まで縮めて終了していた。

  米国と中国が姿勢を硬化させる兆候に、ウォール街は以前のような貿易面での小競り合いの再開を覚悟して身構えている。

  ジョーンズ・トレーディングのチーフ市場ストラテジスト、マイケル・オルーク氏は、「市場は、大統領のツイートは交渉戦術であり本当に真剣なわけではないという比較的楽観的な見方をした」が、 「今や大統領が真剣で、貿易交渉の事態が急速に悪化しているということが確認された。貿易合意への期待を主因に相場は年初来17%上昇している。これで市場は厳しい状況になるだろう」と話している。

U.S. Negotiators Land in Beijing as Data Show Fragile Economy

ライトハイザーUSTR代表(4月30日、北京で)

Photographer: Gilles Sabrie/Bloomberg
SPY drops post-market as Lighthizer says U.S. plans to increase tariffs

原題:After Absorbing One Tariff Hit, S&P 500 Traders Brace for More(抜粋)

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