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米が中東に空母派遣、イランけん制を意図-ボルトン大統領補佐官

  • 戦争は目指していないが攻撃に対応する十分な用意があると補佐官
  • 米国の対イラン制裁を巡り両国の緊張がここ数カ月高まっている

ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は5日夜、中東に空母打撃群と爆撃部隊を派遣すると発表した。イランが関係するとした「幾つかの不穏なエスカレートの兆候」に言及し、「明確なメッセージ」を同国の政権に伝えることが派遣の目的だと説明した。

  ボルトン補佐官は声明で、「米国はイラン政府との戦争を目指していないが、代理勢力、イスラム革命防衛隊、イラン正規軍のいずれの攻撃にも対応する十分な用意がある」と表明した。

  爆撃部隊と「エーブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群の展開により、「米国とその同盟国の権益を攻撃すれば、容赦ない武力行使を受けるという明確で間違えようのないメッセージ」をイランの政権に送ることになると述べたが、それ以上の詳細には触れなかった。

USS Abraham Lincoln And USNS Mercy

空母「エーブラハム・リンカーン」

写真家:Gabriel R. Piper /米海軍経由でGetty Images

  米国の経済制裁がインフレ上昇や投資減少を招き、イラン経済を圧迫する中で、両国間の緊張がここ数カ月高まっている。トランプ政権は今月に入り、日本など8カ国・地域を対象とするイラン産原油禁輸の適用除外措置を打ち切り、同国への圧力を一層強めた。

原題:U.S. Sends Aircraft Carrier to Mideast as Warning to Iran (3)(抜粋)

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