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Photographer: Yasin Akgul/AFP

トルコ・リラ下落、イスタンブール市長選挙のやり直しで

  • 6月にやり直し選挙を実施-3月の選挙では大統領側が敗北
  • トルコの民主主義と経済に長期的な悪影響を及ぼす恐れ
A money changer counts Turkish lira banknotes at a currency exchange office in Istanbul, on August 8, 2018.
Photographer: Yasin Akgul/AFP

トルコの最高選挙管理委員会は6日、イスタンブール市長選挙のやり直しを発表した。エルドアン大統領側が敗北した選挙結果を無効とするもので、同国の民主主義と経済に長期的な悪影響を及ぼす恐れがある。

  最高選挙管理委がやり直し選挙を6月23日に実施すると発表したことを受け、トルコ・リラは下落した。3月31日の選挙で野党・共和人民党(CHP)の候補に僅差で敗れた与党・公正発展党(AKP)は、選挙で不正行為が横行したと主張。同委はエルドアン大統領から強い圧力を受けていた。

Turkey’s Economic Woes Hurt Erdogan as Local Elections Loom

エルドアン大統領が掲載された選挙広告の前を通る歩行者(3月28日、イスタンブール)

写真家:Miguel Angel Sanchez /ブルームバーグ

  英コンサルティング会社ベリスク・メープルクロフトの中東・北アフリカ担当ディレクター、アンソニー・スキナー氏は「経済が横向きとなる中で、われわれは政治的に不透明な状況に置かれている」と分析。やり直し選挙が「選挙サイクルの長期化と経済情勢のさらなる悪化、改革の先送りを招く」と指摘した。

  6日の外国為替市場でトルコ・リラは一時7カ月ぶりの安値を付けた。イスタンブール時間午後11時40分(日本時間7日午前5時40分)時点では1.9%安の1ドル=6.079リラ。

原題:Erdogan Gets His Way With Rerun of Istanbul Vote as Markets Reel(抜粋)

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