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Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

アップルがiPhoneアプリ、ウオッチ、健康管理機能の更新準備

  • iOS更新のほか、地図など中核的アプリのアップグレードも
  • アップルウオッチは独立性を高める新機能追加
Tim Cook, chief executive officer of Apple Inc., speaks during the Apple Worldwide Developers Conference (WWDC) in San Jose, California, U.S.
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

アップルは6月3日から開催する「ワールドワイド・デベロッパーズ・コンファレンス(WWDC)」で、基本ソフト(OS)や主要アプリの更新のほか、新たなアプリに新機能、開発ツールの数々を発表する計画だ。WWDCは今年で30周年を迎える。

  計画に詳しい複数の関係者によると、「iPhone(アイフォーン)」や「iPad(アイパッド)」、「Mac(マック)」、「アップルウオッチ」、「アップルTV」のOS更新が明らかになるほか、アイフォーンの地図やメッセージといった中核的アプリのアップグレードも披露。さらに、アップルウオッチのアイフォーンからの独立性を高める新アプリや、アップル端末上の健康管理機能を高める改良も発表される。

Key Speakers At The Apple Worldwide Developers Conference (WWDC)

2018年のWWDCに集まる人々

Photographer: Meg Roussos/Bloomberg

  アップルは2007年のアイフォーン発売以降、OSを毎年更新したり人気アプリを自社開発したりすることで同社製品を差異化し魅力を高めてきた。だが、これは微妙なバランスの上に立っている。アップル向けにアプリを開発する外部業者に不満を抱かせるケースも生じるからだ。音楽配信ストリーミングアプリのスポティファイ・テクノロジーなどは欧州連合(EU)の競争法当局に対し、自社のアプリが「アップストア」上で不利になっているとの苦情申し立てをしている。

  アップルウオッチに加わる新たな特徴が、このバランス問題をまさに示す。アップルはウオッチ利用者がアップストアからアプリを直接ダウンロードできるようにする計画で、これにより外部開発者には大きなチャンスが生まれる。だが、アップルも独自に新たな健康関連アプリや計算機、オーディオブック用アプリを準備していると、事情に詳しい関係者は話した。

  今年のWWDCで発表する「iOS13」の新機能については以下が含まれる。関係者は匿名を条件に語ったほか、アップルの計画は流動的でイベント開催前までに変わる可能性があると述べた。また、昨年のように、一部機能を来年まで先送りすることもあり得るという。アップルの広報担当者はコメントを控えている。

  • 動作を高速化し、バグを削減
  • 夜間も見やすいようインターフェースを最適化、黒とグレーが基調の「ダークモード」を追加
  • スワイプすることで複数のキー入力ができるキーボードの新機能をテスト中
  • 健康管理アプリを刷新し、1日の行動をより良く把握できるようにする
    • ヘッドホンで再生する音楽の音の大きさなどをチェックする聴覚の健康機能を追加
    • 月経周期をより総合的に把握
  • アイパッドをマックの第2画面として使用、アップル・ペンシルで書き込めるようにする
  • リマインダー機能を更新など

原題:Apple Said to Prep Upgrades for IPhone Apps, Watch, Health Data(抜粋)

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