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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株が反落、米中協議再開の兆しで下げ幅縮小

更新日時
  • 中国の代表団、引き続き貿易協議のため今週訪米を計画-報道
  • 10年債利回り2.47%に、米は10日に対中関税を引き上げるとUSTR
Monitors display stock market information as pedestrians are reflected in a window at the Nasdaq MarketSite in the Times Square area of New York, U.S., on Friday, April 26, 2019. U.S. stocks edged higher on better-than-forecast earnings while Treasury yields fell after data signaled tepid inflation in the first quarter.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

6日の米株式相場は反落。トランプ大統領が中国に関税引き上げを警告したことを受けて寄り付きで大幅下落。その後は、中国の代表団が引き続き貿易協議のため今週訪米を計画していると伝わったことで安心感が増し、下げ幅を大きく縮小した。米国債は逃避需要を受け、軒並み上昇。

  • 米国株は反落、午後にかけて下げ幅縮小-米中貿易巡る動向を注視
  • 米国債は終盤に上げ幅急拡大、10年債利回り2.47%に低下
  • NY原油は続伸、米のイランけん制で下げ埋める
  • NY金は続伸、1オンス=1283.80ドルで終了

  トランプ大統領は5日、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆1700億円)相当に対する関税率を現行の10%から25%へと引き上げる考えをツイッターへの投稿で表明。S&P500種株価指数は序盤に3月以来となる大幅安となっていたが、中国の代表団が通商協議のための訪米を依然計画しているとのCNBCの報道が相場回復を促した。それでも主要3株価指数はいずれも下落で終了。

  S&P500種は前週末比0.5%安の2932.47。ダウ工業株30種平均は66.47ドル(0.3%)下げて26438.48ドル。ナスダック総合指数は0.5%低下。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.47%。

  ニューヨーク原油先物相場は続伸。トランプ大統領の中国対する関税引き上げ警告が世界経済への懸念をあおり、序盤に大きく下げたが、米国がイランのけん制を目的に中東に空母を展開したことを受けて切り返した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は31セント(0.5%)高の1バレル=62.25ドル。ロンドンICEの北海ブレント7月限は39セント高の71.24ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.2%高の1オンス=1283.80ドルで終了した。

S&P 500 pares losses that once reached 1.6 percent

  ロバート・W・ベアードのマイケル・アントネリ氏は、「貿易戦争自体に新味はない」とコメント。その「貿易戦争という巨大な脅威が今年の大半、市場を包んでいた」と語った。

  日本と英国が休場となる中、米国債は上昇。取引終盤には、米国は10日に対中関税を引き上げるとライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が明らかにしたことを受け、一気に上げ幅を拡大した。

原題:Stocks Pare Trade-Led Rout as China Talks Still On: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Rally, Led by Belly; Gains Erode During U.S. Session
Treasury 10-Year Yield Falls After Tariff News; Dollar Slips
Oil Rises as Middle East Tension Drowns Out Trump Trade Threats
PRECIOUS: Gold Edges Up as China Mulls Next Move in Trade Talks

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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