コンテンツにスキップする
Photographer: Paul Yeung/Bloomberg

アジアの新参ヘッジファンド、最初の投資損失10%の補償を提供

  • 香港のインフィニ・キャピタル、5月にマルチ戦略ファンド稼働計画
  • 不況のヘッジファンド業界、新たな手数料モデルで投資家にアピール
A pedestrian takes in the Causeway Bay skyline in Hong Kong, China.
Photographer: Paul Yeung/Bloomberg

アジアの新参ヘッジファンドは、投資家に最初の損失10%を補償するサービスを用意している。

  香港を拠点とするインフィニ・キャピタル・マネジメントのマイケル・フリードランダー最高執行責任者(COO)によると、同社のマルチ戦略ヘッジファンドの投資家はそのようなプロテクションを通常より高い成功報酬を支払うことで得ることができる。プロテクションを提供するのはトニー・チン最高経営責任者(CEO)と、インフィニ創業者の種類株を保有する投資家らだ。

  昨年はヘッジファンド業界のパフォーマンスが7年ぶりにマイナスとなり、新たに設立されたファンドの数は18年ぶりの少なさだった。イーベストメントのデータによると、直近では4四半期連続で同業界から投資家資金が純流出している。こうした中で、ヘッドファンドは新たな手数料モデルで投資家を引きつけようとしている。

How Low Can You Go

Hedge fund launches sank to a post-2000 low last year

Source: Hedge Fund Research

  フリードランダーCOOは「新参ファンドが資金を集めるのは常に難しい」とし、「参考にできる実績がない、チームとして長い歴史がないなどの状況では特に、リスクを可能な限り排除することが肝要だ。そのため、このようなインセンティブを提供することに決めた」と述べた。

  インフィニは資金1億ドル(約111億円)で、5月にトレーディングを開始する計画。このうち5000万ドルは創業者の資金で、残り5000万ドルは米国のある機関と結んだ3年間のパートナーシップを通じて流入するとしたが、フリードランダー、チン両氏ともその機関を特定することは避けた。チン氏は年末までにさらに5000万ドル投資するとも明言した。

Tough Times

The global hedge fund industry has seen net outflows in two of last three years

Source: Hedge Fund Research

原題:Asia Hedge Fund Firm Offers to Insure First 10% of Losses (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE