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英統一地方選、保守党と労働党いずれも大敗-自由民主党は躍進

英国で2日行われた統一地方選挙は3日午後までに大半の自治体で投票結果が出そろった。メイ首相率いる与党・保守党、最大野党の労働党はいずれも大敗した。欧州連合(EU)離脱を巡る危機的な状況が国内の政局を混乱に陥れており、解決策を目指して話し合いを続けるメイ首相と労働党コービン党首への圧力は一段と高まっている。

U.K. PM May Meets Iceland's Prime Minister Katrin Jakobsdottir

メイ首相

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  今回は主にイングランドの地方議会8400以上の議席が改選の対象。ロンドンでは選挙は行われていない。地方選を実施した248の自治体のうち203が3日午後までに投票結果を確定させた。保守党は951議席を失い、大半の事前予想を下回る大敗だった。

  投票前には保守党が失う議席の多くを獲得すると期待された労働党だったが、実際には110議席を失った。一方、自由民主党は537増となり、掌握する地方議会の数が改選前の3倍近くとなる躍進を遂げた。

U.K. PM May's Plea to Opposition Leader Corbyn To Rescue Brexit

労働党コービン党首

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

  メイ首相はウェールズで保守党員に向けた演説で、「前日の選挙で保守党と労働党に対する一つの意思表示があった。EU離脱を成し遂げろということだ」と述べた。労働党で「影の財務相」を務めるジョン・マクドネル議員は「EU離脱を何とかしてくれというメッセージを受け取った」とツイッターに投稿した。   

原題:May And Corbyn Both Bruised By U.K. Voters’ Brexit Backlash(抜粋)

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