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シカゴ連銀総裁、低いインフレ指標に警戒感-金融当局に戦略上の懸念

米シカゴ連銀のエバンス総裁は、基調的インフレ率が金融当局の目標である2%を下回り続けるリスクに加え、過去3カ月に及ぶ物価指標の軟化で、当局に戦略上の懸念を生じさせているとの認識を示した。

  エバンス総裁は3日にストックホルムで講演。事前に配布された原稿によると、「コアインフレ率はここ3カ月に相対的に低い水準に低下しており、インフレ見通しを巡る私の懸念は強まっている」と説明。「この低下の一部は一時的な特殊要素が原因の可能性もあるが、この動きを過小評価すべきではない」と述べた。

Key Speakers At The Credit Suisse Asian Investment Conference

エバンス総裁

Photographer: Justin Chin/Bloomberg

  3月の個人消費支出(PCE)統計によると、食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は前年同月比1.6%上昇と、昨年12月の2%上昇から伸びが鈍化した。

  エバンス総裁は「明白な上方向への勢いがなく、2%に戻る道筋をしっかりコントロールできる限り」、金融当局はコアインフレ率について2.5%まで上昇しても問題ないとの見解を示すべきだと指摘した。

  さらに、「そうした方針表明を行動でも示し、意思伝達の内容と整合する政策を実行する必要がある」と述べた。

原題:Fed’s Evans Says Low Inflation Readings Elevating His Concerns(抜粋)

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