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トランプ大統領、台湾総統選に出馬意向の鴻海・郭会長と面会

  • 郭会長は1日にトランプ大統領を訪問-ホワイトハウス
  • 20年の台湾総統選で当選すれば企業に対米投資促すと発言-関係者

トランプ米大統領は台湾・鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)会長と面会したと、ホワイトハウスが発表した。同会長は2020年の台湾総統選に出馬する意向を表明している。

  郭氏は1日にホワイトハウスを訪問した際に自らの出馬意向についてトランプ氏と話し合ったと、事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  ホワイトハウスのサンダース報道官は2日の声明で面会の事実を認めたが、トランプ大統領と郭氏が「台湾での選挙運動への支援については議論しなかった。同氏は単に素晴らしい友人の1人だ」と説明した。

  米国が1979年に台湾と断交して以降、現職の米大統領が台湾総統候補となる可能性のある人物と会談したことはこれまでなかった。

Foxconn Billionaire Gou Says He Will Run for Taiwan Presidency

鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)会長

Photographer: Ashley Pon/Bloomberg

  4月に台湾総統選への出馬を表明した郭氏は、中国政府に融和的とみられる。今回の面会は非公開だとして匿名を条件に語った関係者によれば、郭氏はトランプ大統領に対し、総統に選ばれれば台湾企業に米国投資を促し、トラブルメーカーではなくピースメーカー(仲裁役)になると語った。

  郭氏はまた、米ウィスコンシン州にパネル工場を建設する計画も進める意向だと、台湾紙・自由時報が先に報じていた。かつて100億ドル(約1兆1140億円)投資が計画されていた同プロジェクトは予定より大きく遅れている。

  サンダース報道官は「郭氏はウィスコンシン州に多額の資金を投じているが、近く追加投資を発表するだろう」と指摘した。

  鴻海に電子メールでコメントを求めたが、今のところ返答はない。

原題:Trump Met With Billionaire Gou Amid Run for Taiwan Presidency(抜粋)

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