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BNPパリバ、1-3月は債券トレーディング事業で8四半期ぶり増収

  • 株式トレーディング収入はアナリスト予想よりも大幅な落ち込み
  • 純利益は22%増の19億2000万ユーロと予想下回る-総収入は3.2%増

フランス最大の銀行BNPパリバは、1-3月(第1四半期)に主力の債券トレーディング事業で予想外の増収を記録した。投資銀行部門の業績改善を目指すジャンローラン・ボナフェ最高経営責任者(CEO)に安堵(あんど)感をもたらした。

  同行の2日の発表によれば、金利や外国為替取引の力強い伸びに支えられ、債券トレーディング収入は前年同期比29%の増収となった。これが寄与する形で、BNPの主要なトレーディング部門であるグローバルマーケット部門の税引き前利益は2億5200万ユーロ(約315億円)と、ブルームバーグが調査したアナリストの予想平均を上回った。

  ただ、株式トレーディング収入はアナリスト予想よりも大幅な落ち込みとなり、厳しいトレーディング環境やボラティリティー(変動性)低下の下で、デリバティブ(金融派生商品)事業を回復させることの難しさを浮き彫りにした。昨年には株式デリバティブ事業が予想外の損失計上となったのを受け、BNPは市場部門の一部の改革を進めている。

BNP Paribas SA Trading Income Suffers 40% Drop

ジャンローラン・ボナフェCEO

Photographer: Christophe Morin/Bloomberg

  BNPの債券トレーディング収入は10億4000万ユーロに達し、8四半期ぶりの増収となった。

  米欧の主要な投資銀行が総じて債券トレーディング収入の不振に見舞われる中で、BNPは逆風をはね除(の)ける形となった。それにより、他の大半の大手行の落ち込みを尻目にBNPのグローバルマーケット部門の収入は1.7%増となった。

1-3月期の他の主な決算内容は次の通り。
  • 純利益は22%増の19億2000万ユーロと、アナリスト予想を下回った
  • 総収入は3.2%増の111億ユーロで、予想を上回った

原題:BNP Paribas Bucks Debt Trading Slump After Surge in Revenue (1)(抜粋)

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