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4月米自動車販売、クライスラーなど5社が予想下回る-金利上昇響く

自動車大手が発表した4月の米販売台数は5社がアナリスト予想に届かず、フィアット・クライスラー・オートモービル(FCA)が中でも大幅な落ち込みとなった。借り入れコストの上昇で、消費者は新車購入向けのローンを利用しづらくなっている。

  • 各社の発表によると、FCAは6.1%減、トヨタ自動車は4.4%減。一方、日産自動車は前年同月が極めて低調だったことからプラスとなったが、アナリストが予想したほど大きな回復は見せなかった。ホンダはほぼ変わらず。フォードは4.7%減だったと、米業界誌オートモーティブ・ニュースは自社データを基に報じた

Miss or Beat?

How automakers' April U.S. sales numbers compare with estimates

Sources: Company statements, Bloomberg News analyst survey

Note: A dash means data haven't been released yet

インサイト

  • 平均販売価格のじり高傾向が特に響いてか、金利懸念が消費者に購入をためらわせているようだと、エドマンズのアナリスト、ジェシカ・コールドウェル氏は指摘。「平均購入価格の上昇が止まらない状況だ」とした。同氏によると、新車購入向けローンの金利は今年、どの月も6%超付近で推移している
  • 日産自は9%増。割安なローンの提供で、デザインを刷新したセダン「アルティマ」をてこ入れしたのが一因だとしたうえで、5月は同プログラムをスポーツタイプ多目的車(SUV)「ローグ」にも拡大すると発表。「特別な利率の設定が奏功している」と、北米日産のバイスプレジデント、ビリー・ヘイズ氏
  • 米販売台数が3カ月連続で減少したFCAは、四半期ベースの販売台数発表に切り替えることを発表。競合ゼネラル・モーターズ(GM)とフォードは四半期ごとの発表に移行済み
  • ホンダは0.1%増と、小幅ながらプラス。SUV「パスポート」の新モデルが、セダン「アコード」など乗用車の落ち込みを補った

原題:Chrysler Leads U.S. Auto Sales Lower on Higher Financing Rates(抜粋)

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