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ゴーン被告、不正支出疑惑に反論-13.6億円の費用全て適切と主張

  • 社用ジェット、カンヌとリオへの旅費など「疑わしい」と監査法人
  • 「名声をぶち壊そうとする組織的な取り組み」-ゴーン被告代理人

日産自動車とルノーの統括会社「ルノー日産BV(RNBV)」の監査で疑わしい支出があると指摘された両社の前会長であるカルロス・ゴーン被告らは、自らの行為は適切だったと反論した。その上で、詳細をメディアに流した人々の動機に不信感を表明した。

Ghosn

カルロス・ゴーン被告(4月25日)

Photographer: Behrouz Mehri/AFP

  非公表の情報だとして匿名を条件に語った関係者によると、RNBVの監査を実施した仏監査法人マザーは、カンヌ国際映画祭やリオデジャネイロのカーニバルへの旅費、社用ジェット機の使用料など1090万ユーロ(約13億6300万円)について、職務に関連したものでなく本質的に個人的な支出だった可能性があると指摘。RNBVでは支出に対する監督が欠けていたと結論づけた。

  これに対してゴーン被告の代理人はメディア対応担当者を通じて声明文を配布。「カルロス・ゴーンの名声をおとしめようとする無慈悲で卑劣なキャンペーンだ」とし、「ゴーン氏を笑い物にし、数十年にわたって築き上げた名声をぶち壊そうとする組織的な取り組みの一環だ。これら全ての費用は承認を受けており、業務上の正規の目的に関連している」と非難した。

  RNBVの監査は疑わしいとみなされる支出を特定したものの不正に該当するかどうかの判断は下しておらず、さらなる調査が必要になると関係者は述べた。この監査内容については、仏紙フィガロがこれまでに伝えていた。

  ルノーと日産はコメントの要請に応じなかった。 

原題:Ghosn Pushes Back on Audit Said to Turn Up $12 Million Expenses(抜粋)

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