コンテンツにスキップする

モラー特別検察官、バー司法長官に不満表明-捜査報告書を曲解と主張

  • バー氏、上院司法委員会で正当性主張へ-1日に公聴会で証言
  • 報告書を要約したバー氏の書簡、「内容を十分に捉えていない」

2016年米大統領選挙にロシアが介入した疑惑について捜査を率いたモラー特別検察官は、トランプ大統領による司法妨害の有無に関する捜査報告書の内容がバー司法長官によって曲解して発表されたとして、バー氏に不満を伝えていたことが明らかになった。バー長官は米議会から新たな追及に直面しそうだ。

  長官が3月に捜査の主な結論として4ページの書簡を発表した後、モラー氏はバー氏に連絡を取り、不満を表明していた。司法省が4月30日遅く、この事実を認めた。バー氏は5月1日、上院司法委員会が開く公聴会で証言する。

Attorney General Barr And Deputy AG Rosenstein Hold News Conference On Mueller Report

バー司法長官

写真家:Erik Lesser / Pool via Bloomberg

  4月30日付で両氏の食い違いを報じたワシントン・ポスト紙によると、モラー氏は「捜査報告を要約したとして司法省が3月24日午後に議会に送付し公表した書簡は、当局の捜査と結論について、その前後関係や本質、内容を十分に捉えていない」とバー氏に宛てた文書で指摘。バー氏の書簡は捜査結果の重要な部分について「公共に混乱」を与えたとし、「司法省が特別検察官を指名した第一の目的は、捜査結果の完全な信頼性を国民に保証することだったが、それをないがしろにする行為だ」と非難したという。

  バー氏は1日の公聴会に向けた文書での証言で、特別検察官の報告書を書簡にまとめた経緯を振り返り、問題はなかったと主張しているが、モラー氏との見解の相違については触れていない。

原題:Barr Confronts Lawmakers as Dispute With Mueller Is Revealed(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE