コンテンツにスキップする
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

【米国株】S&P500は小幅高、最高値更新-国債も上昇

Monitors display stock market information as pedestrians are reflected in a window at the Nasdaq MarketSite in the Times Square area of New York, U.S., on Friday, April 26, 2019. U.S. stocks edged higher on better-than-forecast earnings while Treasury yields fell after data signaled tepid inflation in the first quarter.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

30日の米株式市場では、S&P500種株価指数が小幅ながら上昇し、最高値を更新した。米中貿易協議を巡る不安が広がる中、大手企業の決算を検証する動きが広がった。米金融当局の政策決定を1日に控え、米国債利回りは低下。

  • 米国株、S&P500種が最高値更新-ナスダック総合は下落
  • 米国債は上昇-10年債利回り2.50%
  • NY原油先物は続伸、ベネズエラの混乱深まる
  • NY金先物は反発、米中協議の行方を懸念し逃避需要

  S&P500種株価指数は下げを埋め、終値ベースで最高値を更新。ダウ工業株30種平均はファイザーとメルクの決算が予想を上回ったことを好感して上昇した。一方、大手テクノロジーの「FAANG」銘柄やインターネット株は下落。アルファベットは1-3月(第1四半期)決算で売上高が予想を下回ったことを要因に、2012年以来の大幅安。30日の引け後に決算発表を控え、アップルも下落。

  S&P500種は前日比0.1%高の2945.83。ダウ平均は38.52ドル(0.2%)上げて26592.91ドル。一方、ナスダック総合指数は0.8%安で終了した。米国債は上昇。ニューヨーク時間午後4時25分現在、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.50%。

  株式相場は月間ベースでは強かったものの、月末に不安定になった。企業決算が強弱まちまちとなったほか、通商協議の見通しが不透明なことが背景。ホワイトハウスは米国には協議の場を立ち去る用意があると警告し、今後2週間内の中国との合意成立に向け圧力を強めている。トランプ米大統領は米金融当局が1ポイントの利下げを実施し、量的緩和を再開すれば、景気は「ロケットのように」上昇すると述べた。

  カナコード・ジェニュイティのチーフ市場ストラテジスト、トニー・ドワイヤー氏はS&P500種を最高値に押し上げた相場上昇は勢いを失う可能性があるが、揺り戻しはあっても「限定的かつ一時的」となる可能性が高いと指摘。同氏はハト派的な米金融当局や予想を上回る決算、世界経済成長の安定を理由に挙げた。

Nasdaq-100 sinks as Alphabet's results disappoint

  ニューヨーク原油先物相場は続伸。ベネズエラで反政権派を率いるグアイド国会議長が軍に決起を呼び掛け、同氏を支持する市民と治安部隊が衝突するなど、混乱が深まっていることが背景。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は41セント(0.7%)高の1バレル=63.91ドル。ロンドンICEの北海ブレント6月限は76セント高の72.80ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。月間ベースでの下げ幅を縮小した。米中が通商協議をまとめられないとの懸念が高まり、世界経済の成長見通しに影を落とした。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.3%高の1オンス=1285.70ドルで終了した。月間では1%安と、3カ月連続の下落。

原題:U.S. Stocks Mixed on Earnings, Trade; Dollar Falls: Markets Wrap(抜粋)
Oil Climbs as Venezuela Unrest Leaves Major Supplier in Turmoil
PRECIOUS: Gold Rises as Trade Angst Boosts Metal’s Haven Appeal

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE